1991-04-26 第120回国会 参議院 建設委員会 第9号
その方針に従いまして、急激に上がる家賃の抑制を図ることにし、新旧家賃の均衡を図ってまいる、このように考えているわけでございます。
その方針に従いまして、急激に上がる家賃の抑制を図ることにし、新旧家賃の均衡を図ってまいる、このように考えているわけでございます。
第一は、公団内部の新旧家賃の格差の問題、それから周辺の民間賃貸在宅に入っている方との対家賃の格差が非常に拡大してきまして、それが社会的不公平を生むのではないかということです。
老朽化したアパートの建てかえといったことに伴って転居を迫られるケースが非常にふえている現状に対応して高齢者の住みかえ経費、新旧家賃の差額、敷金、礼金、仲介料を補助する住みかえ家賃補助制度、これをスタートさせようとしておる自治体、これには東京の江戸川区があるわけでありますが、こうしたケースは今から都市部にはどんどん多く見られるのではないかと思います。
それからさらに、先ほども御指摘ありましたように、今新旧家賃の是正ということで抑制財源も確保していくということで、我々は必要だと考えておるわけでございます。 したがいまして、実は過去五十三年と五十八年に継続家賃の改定をお願いしたわけですが、五十八年の際に国会で審議があったわけでございます。
それからまた、第二次臨時行政調査会の第一次答申においても、新旧家賃格差の是正に努めるようにということが指摘されておるわけでございます。 先ほど申し上げましたように、実は、三十一年から供給を開始したわけでございますが、五十三年と五十八年、この二回改定を行ったわけでございます。そのときに常に、居住者の負担ということもありまして、激変緩和措置をいろいろ講じてきておるわけでございます。
次に、昨日住宅・都市整備公団が、公団の賃貸住宅の家賃改定ということでマスコミにレクをされたようでございますが、けさの報道によりますと、この三月ごろに建設大臣あてに申請をして、十月一日から公団の家賃の値上げを平均四千七百円、一八%アップ、対象は三十四万戸、七百団地、昭和三十一年から五十四年に供給された団地である、増収が百九十億円を見込んでおる、値上げの理由は新旧家賃の格差の是正である、修繕費が大変に年
結局、新旧家賃の格差の是正ということが理由になっているのですけれども、それなら、格差是正というのなら低い方に合わせればいいじゃないかという理屈だって出るわけでございまして、これだけではなかなか居住者を納得させるということはできないと私は思うのです。そういう意味で、家賃の値上げを再検討するという気持ちはないのかどうか、まず最初にお尋ねいたしたいと思います。——大臣でもいいですよ。
それで、今回の公団の家賃の値上げでございますけれども、この家賃の値上げの理由といいますか、これを検討する観点としましては、一つは公団の申請書にありますように、新旧家賃の不均衡の是正ということがポイントであろうかと思いま すけれども、もう一つ、いま下総先生もおっしゃいましたように、全体の、公団住宅に入っていない国民との公平の問題ということもやっぱり忘れてはならない、家賃問題を考える場合の視点ではないかと
新旧家賃の不均衡是正という理由は当てはまらないのではないか。総裁は大臣の方に申請書を出していく、この際、是正基準を明確にすることが一番大事であり、公団法施行規則の第五条二号の「賃貸住宅相互の間における家賃の均衡上必要があると認めるとき。」なんて、これは削除なさったらいかがですか。
まず、下総先生と畑中さんにお伺いいたしますが、第二臨調の答申の中に、公団家賃の新旧家賃の是正を行えという一項があります。公団家賃は月収の大体一六%というのを目標にしてやっている。ところが現実には公団のうち二十二万戸ぐらいの方々が一万円台である。
特に、石原先生にいろいろお聞かせいただきたいのですが、今回の値上げの理由とか根拠の中で、先ほど来のいわゆる新旧家賃格差という不均衡論というのがいろいろあるわけですけれども、確かに古いといいましょうか、三十年代、四十年代の家賃は、周辺の民間なんかに比べればかなり安いということも指摘されていますけれども、逆に最近供給されている住宅を見ると、たとえば平米当たり千円近い額になっているものもどんどん出てきているのですね
○中島(武)委員 工藤参考人に伺いたいのですが、今度の値上げは、新旧家賃格差の是正ということを理由にして値上げが出されたわけですね。しかし、新旧家賃格差の是正ということを理由にしている限りは、いつまでたっても結局値上げの繰り返しということになってしまうと思うのですね。 私は工藤さんがどんなふうにお考えになっているかという点について改めて伺いたいのです。
公団の家賃の改定は、新旧家賃の格差の是正の見地から、現在公団において検討中であると聞いております。建設省において適切に対処していくものと考えております。 わが国の農政の動向につきましては、食糧の安定供給、健全な地域社会の形成、国土、自然環境の保全、こういう面から見ましても、農業は非常に重大な意義を持っておるわけでございます。
また、賃貸住宅の家賃限度額の改定についての規定削除については、公社住宅等について維持、管理費等の増加や新旧家賃の著しい不均衡等の実態に対処するために必要な規定であり、これらを総合して考えますと、修正案は適切なものとは言えがたく、賛成することができません。 以上、簡単ではありますが、原案に対して賛成、修正案に対しては反対の意を表明して討論を終わります。
○政府委員(豊蔵一君) この三十五条の改正につきましては、先ほど来申し上げておりますように、最近の物価の変動等によりまして、新旧家賃のアンバランスも生じ、また一方におきましては、この管理のために必要な諸費用が賄えないというような現状の実態等も考えまして、ある程度の限度額の変更につきましての規定をお願いしたいというふうに考えているところでございます。
○山花委員 いまお話しの中での問題は、新旧家賃の格差是正、この点であります。実はそのために先ほど国土庁の見解を伺いまして、家賃の概念、そしてそれは基本的には民法の考え方と違わないのだというお答えを聞いておったわけですが、家賃というのは、先ほど国土庁から御説明いただきましたとおり、ある不動産を借りた、その使用収益に対する対価として払うものであります。
○豊蔵政府委員 公営住宅につきましても、その維持管理を適正に行う、あるいはまた新旧家賃間に不均衡が生じたような場合に、一定のルールに基づきまして家賃の変更ができることになっておりますが、たとえば東京都にいたしましても過去に引き上げを行ってきております。そういうようなことが、結果としては現在の公社の賃貸住宅の家賃と比較いたしまして、公営住宅の方が高くなっているということになっております。
しかしながら公社につきましては、また一面新旧家賃等のバランスも考慮した抑制に一部充てることもあり得るのではないかということを申し上げたところです。
新旧家賃格差という名前のもとで、別の住宅をつくることにお金を出すのですから、その部分高くなるということは間違いないのですよ。理論的に分譲よりも賃貸の方が高い。実際問題として、比べるのは非常に複雑ですからなかなかむずかしいですけれども、理論的にはそういう問題になって出てくるのですね。このことは局長も認められると思う。そのことが許されていいのか。
さらに次に申し上げたいのは、公団の家賃の再値上げですが、その引き当てに臨調で新旧家賃の不均衡是正の目的で家賃を値上げするというくだりがあるわけです。私ども公団の住宅に入りましてもうそろそろ十年になるのですけれども、こういうことについてはすぐ上げるというふうになるのです。建設省は十一月からもう不均衡是正ということで家賃を上げるということにきのう東京から電話があったのです。
そういう点からも臨調は新旧家賃を平準化しろということで言っているのでしょうが、これは新しい団地に入る人は平準化しろと言うでしょうし、古い団地に入っている人は独立採算制でいけというお考え、いろいろあると思うのですが、その点もっと大局的見地から考えた場合、土井さんも個人的な御意見でいいわけでありますが、そういう独立採算でいけ、あるいは新旧の是正をすべきである、その点はどうなんでしょうか。
○小野委員 次に、第二次臨調の第一次答申を私なりに要約いたしますと、住宅政策の方向は、第一に公庫金利の引き上げ、第二に公団住宅の新旧家賃格差の是正、第三に公営住宅の入居資格の厳正によって空き家をつくり、公営住宅の新規建設を抑制する、第四に市場における自由な家賃形成を促進させるために地代家賃統制令を廃止する、私はこの四つであろうと思います。
○政府委員(関口洋君) いわゆる新旧家賃のアンバランスなり、あるいは第一種と第二種の逆転現象の問題でございますが、公営住宅の家賃は、先生御案内のとおりに、建設原価に基づいて決定するということにしておりますので、管理開始後、相当期間にわたりまして据え置いたり、あるいは激変を避けるための小幅の是正、これにとどめた場合には、相対的に古い公営住宅の家賃は新しいものに比べまして非常に低額になり、中には第一種と
値上げ理由でございますが、大まかに言いまして、新旧家賃の不均衡を是正をするということが値上げ理由になっておるように思います。この点について申し上げますが、不均衡を是正するということでありますと、この不均衡を生み出した原因がどこにあるのか、その原因があるところに責任を求めるというのが私は筋であろうと思います。その意味では、居住者には不均衡を生み出した原因はないのであります。
民間住宅の場合でも、継続家賃というのは新規家賃より安いのが当然でございますし、新旧家賃に差異があるのは社会的な一種の慣行であります。決してよいことではありませんけれども、特に個別原価主義をとっている以上そういった事態が生ずるのは現実として認めなければならぬのではないだろうかと思っているわけであります。 一号の「物価その他経済事情の変動に伴い必要があると認めるとき。」ということがございます。
そして新旧家賃をプールして、新しい形の計算をしていこうという考え方の根拠でありますが、これはどこに基づいてお考えになっているのか。全体を見るというと、結果的には高家賃への基盤づくりをしているようにどう見てもこれは受け取れるのであります。これは入居されている方々はもちろんそう受け取っておるでしょうけれども、われわれが見てもやっぱりそういうように見える。
その答申では応能家賃制度の導入を図るようにという基本的な方向を示しておりますけれども、しかし現行制度のもとにおいても家賃の定期的見直し等により新旧家賃の不均衡の是正に努めるべきだという提言も行われておって、そういう趣旨を踏まえての今度の家賃の改定である、こういうふうにわれわれは考えておるわけでございます。また、今後におきましてもそういうことがあってもしかるべきではないか、このように考えております。
いろいろその内容は広範囲にわたっておりますけれども、その中には、駅構内の線路を使えとか、河川敷の上に空間を利用して高層住宅の建設をしろとか、あるいは遊休地及び大学の地方移転跡地における住宅の建設をやれとか、あるいは公的木造住宅の中高層への建てかえをやれとか、また公的住宅の新旧家賃の平均化を図れとか、こういうようなことと、持ち家促進のための低利融資をやれとか、公的住宅の単身への開放をやれと、こういうような
その総収入をどういう緊要度に応じて使うかということについては、これはもう最も大事なことでありまして、その緊要度の判定を誤り、あるいはむだな使い方をすれば、それこそ十分なる御批判をいただきたいと思う問題でありまして、私どもはあの方針等にもありますように、保守管理費、修繕費、あるいはその割合はいろいろございますが、新旧家賃の不均衡の是正等、そういうものを緊要だと考えておるわけでありまして、その誤解を避けるようにと
○上田耕一郎君 先ほどの対策に、このプール方式を採用する理由として「新旧家賃の不均衡を是正し」と、これが一です。二が「高額化した新規供給住宅の家賃の適正化を図る」、つまり高い家賃を若干引き下げるということですね、これが二。「あわせて空家解消等に資するために」と、空家解消が三。三つの目的を書いてあります。
住宅公団についての御質問でございますが、新旧家賃の格差について住宅審議会からの答申もこれあり、また、その不均衡の是正という問題についての必要性があると、こういうような判断の上に立って家賃改定をしていきたいと、こういうふうに考えておるのでございまして、ただ、上田さんがおっしゃるように、単にこの問題をプール制とお考えになっていることは、ちょっと私とは考えが違うんじゃないのか。
その線に沿いまして、第三期住宅建設五カ年計画におきましても基本的な政策理念として運用してまいりたいと考えておるわけでございますが、現在の戸別原価主義に立つ現行の公的住宅家賃体系のもとにおきましては、新旧家賃の著しい不均衡等の基本的な問題が残されております。